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【3月定例会-5】再開発に税金423億円「コンパクトシティ」でこんなに!?

カテゴリー: 議会報告

全国一多い再開発・中心市街地に集中投資

富山市の市街地再開発事業等(森市政になってから完成・建設中・計画中)

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注釈

位置図 西町・総曲輪・中央通り周辺

位置図 富山駅周辺

(11)総曲輪三丁目地区市街地再開発事業、(12)中央通りD北地区市街地再開発事業

上記とは別に

  • 市電環状線化事業・・・29.9億円(新規軌道敷工事、車両3編成購入など)
  • 市電環状線化関連事業・・・34.4億円(大手モール軌道敷みかげ石舗装に10億円など)

富山市の市民一人当たりの借金58万円
全国中核市平均の1.5倍!

巨額の再開発-財政を圧迫

3月議会一般質問で赤星ゆかり議員は、森市政になってから中心部の市街地再開発事業にかかった総額と、補助金などの税金投入額をただしました(答弁は上部の一覧表)

富山市の市民一人当たりの市債残高が多くなっている要因の一つに、市は「他都市よりも多い」市街地再開発事業をあげています。

日本共産党は2002年頃から再開発予定の商店街を一軒一軒訪ねて調査したり、専門家を講師に招き誰でも参加できる学習会を開催するなど「まちづくり」について考えてきました。

再開発ビルの将来-建て替え時の市民負担は?

市は「固定資産税が増えるので補助金の分は36年で元がとれる(総曲輪三丁目地区)」と説明します。

赤星議員は30年度予算への反対討論で「高層マンションが一定の年月を経た後に一挙に建替えが必要になる。相続や転売で所有権が把握しにくくなり建て替え困難になることも危惧される。将来の自治体の負担はどうなるのか」と問題提起。

高岡市の財政難が注目され、富山市の財政について質問した議員も何人かいましたが、日本共産党以外の議員はすべて賛成しました。

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