請願に、赤星議員が賛成討論
「主要農作物種子法」は昨年4月、自民・公明などが、わずか12時間の審議で廃止を可決。今年3月末をもって廃止されました。
農民運動富山県連合会から提出された「主要農作物種子法の復活をもとめる請願」に対して、赤星議員は6月29日の本会議で賛成討論を行いました。赤星議員は、(1)これまで都道府県がおいしい農産物の開発に力を入れてきた。「富富富」もその一つ。そうした種苗生産に関する知見を、いとも簡単に民間企業に提供してしまう。(2)種子を農家まで届ける、原原種ほ場から原種ほ場、種子ほ場へ運搬し、農家に普及するシステムが成り立たなくなる、などの問題点を指摘。富山県は、日本一の種もみ産地であり、県内5つの種子場(たねば)のうち、市内には日方江と新保にある。水稲に特化した富山市農業にとっても、安全・安心な食が失われ、消費者にとっても大問題と強調し、採択を求めました。
◆共産、社民、光、維新、フォーラム38の5会派10人が賛成しましたが、自民、公明、政誠の反対で否決されました。