日本共産党 小西直樹
ただいま議題となっております「議案第117号 平成30年度富山市一般会計補正予算(第2号)、活力都市創造部の議案説明資料 3ページの都市基盤整備基金に6億円積み立てる予算案に反対いたします。
都市基盤整備基金は平成30年3月現在23億2441万円が積み立てられています。
今期、積み立てなくとも年度末に15億円くらいあります。
都市基盤整備基金は条例の第5条で「基金は都市基盤整備に関する事業の財源に充てる場合に限り、予算の定めるところにより、その全部又は一部を処分することができる」とした使用の目的が限られた基金です。
今夏の酷暑を経験する中で、遅れていた小中学校の普通教室にエヤコンを設置することが急務として、富山市としても市長を先頭に対応をすすめられ、費用として50億円の債務負担行為が提案されています。
この50億円の財源を確保していくことが必要になります。
私は小中学校のエヤコン設置や耐震化対策も含め、「緊急に実施することが必要になった大規模な土木その他の建設事業の経費その他ややむを得ない理由により生じた経費に充てるとき」とある富山市財政調整基金に積み立てることを考慮することも提案して、都市基盤整備基金に6億円積み立てる予算案に反対いたします。